「よくわからない自分と睨み合って表現するよりも、誰かの作品を観る方が圧倒的に面白いと気づいた私に、自己表現の意気込みはない。そもそも生きているだけで自己表現だし、一人で生きるのに精一杯だから、非現実的な世界を見せてくれる作品、あなたが好き。いっそ私もフィクションになってしまいたい。」と、身にしみて感じた2020年。生活を見つめすぎてあぶり出された「毎日変わらず好きなこと」から着想を得たオンライン展示。タイトルは実際に住んでいる部屋の番号。無意識な自我が、他の刺激によって違うものになっていく過程を、自ら試みる。
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