アートプロデュース8期生のご卒業、心よりお祝い申し上げます。2020年は、COVID-19の世界的パンデミックという予想もしなかった大きな出来事がありました。人と会うことができず、旅に出ることもできない。もどかしく、辛い日々を過ごしたことでしょう。しかし、一方で、取り巻く世界と対峙し、深い内省とともに客観的に自己を見つめるという時間を過ごしたことも、紛れもない事実でしょう。ここで紹介される作品たちは、そうした状況にあって生み出された、渾身のピースです。アートは逆境の時こそ輝き、人生を豊かにしてくれる。そのことを彼女たちは自分の力で証明して見せたのです。これからの長い人生を支えてくれるお守りとして、そしてこの時、確かに生きていた自分という存在の形代として心に留めて欲しいと思います。
卒業おめでとうございます。
私が大学を卒業してから何十年。まだ答えを求めて模索中ですが、面白い人生を歩んできたと思っています。人生はいいことばかりではありません。むしろ壁にぶつかることの方が多いかもしれません。振り返ると、その壁がその都度、その都度、自分を強くしてくれたと思っています。さあ、これから皆さんの新しいスタートです。皆さんのこれからの人生に乾杯!そして人生にアートを!
みなさま、ご卒業おめでとうございます。
今年度は世の中の揺れ動く状況に、沢山の思いを抱えて過ごされてきたことと思います。この度の展示では、そのような中それぞれの経験に基づいたあらゆる気づきが作品となってオンライン上に集結しています。これからの時代も、その都度に美術のあり方は移り変わっていきますが、柔軟に形を変えつつも芯の部分はしっかりと根を張り続けるでしょう。そして、この先もみなさまの力となる場面が度々訪れると思いますので、その瞬間を大切にお過ごしください。今後も心身ともにすこやかな人生となりますよう願っております!
AP8期生のみなさん、そして大学院のみなさん、卒業・修了おめでとうございます。
無事に晴れの門出を迎えられたこと心よりお祝い申し上げます。今年度は、新型コロナウィルスの影響で、もどかしい思いを抱えて過ごされたことと思います。先生や友達と過ごす時間、作品を制作できる環境など、あたりまえだった日常の大切さを感じることがあったかもしれません。そうした当たり前の日常への感謝の気持ちをいつまでも忘れないでほしいと思っています。どうかこれまでの女子美での経験を大切に、みなさんがこれからそれぞれ進む道でご活躍されることを願っております。